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「鍵の無くして家に入れない」「鍵穴に異物が入って回らない」「鍵が折れてしまった」などの鍵のトラブルは突然起きます。
この様な鍵のトラブル時に第一に考えるのは鍵を開ける事だと思います。
鍵屋さんや専門の方に依頼して鍵を開けてもらうケースがあると思いますが、必ず鍵を壊さずに解錠できるとは限りません。
状況によっては「破錠(はじょう)」と呼ばれる方法で鍵を開ける必要があります。
今回は破錠とはどのような開錠方法なのか、どのようなケースで破錠を行うのかなどを詳しくご案内します!
破錠は鍵や錠前を壊して開ける開錠方法の事を言います。
鍵のトラブルにより鍵を開けられない場合、鍵屋さんなどに依頼し鍵開けを行ってもらいますが、基本的には鍵を壊さずに開ける方法を提案します。
鍵を壊さないで開ける方法では「ピッキング」や「特殊解錠」が挙げられます。
ピッキングは鍵穴から開ける方法で、特殊解錠は鍵穴意外から開ける方法になります。
しかし、これらの解錠方法が行えない場合には後に詳しくご案内しますが、他の場所からの解錠や破錠が必要となります。
破錠が必要な場合、鍵や錠前を破壊しての開錠となりますので当然開錠後は鍵の使用が不可となります。
鍵の交換が必要となる開錠方法と言えます。
ご依頼をされた方には少し負担の掛かる開錠方法となっていますが、必ず鍵を開ける事ができる開錠方法になります。
「破錠は実際に行う事があるのか」ですが、勿論あります。
又、昨今玄関などに使用されている鍵は防犯性の高いシリンダーが多く、防犯性の高い鍵の場合は鍵穴から開ける「ピッキング」での鍵開けは困難とされています。
その為、鍵穴以外からの箇所から行う「特殊解錠」を試みますが、特殊解錠ができない事も多くあります。
特に戸建てにお住まいの場合は特に特殊解錠が行えない事が多く、破錠を行う事も少なくありません。
集合住宅にお住まいの場合は特殊解錠で解錠を行える事が多いですが、必ず特殊解錠ができる訳ではないので、破錠となるケースもあります。
実際に破錠作業を行った事例があります。
下記に破錠作業を行った記事を記載しておきますので、詳しく知りたい方はそちらの記事を読んでみて下さい。
座間市にお住まいの方から「荷物を運んでいる時に玄関の鍵(オートロック)が作動し閉まってしまい開けられなくなったので開けてほしい」との事でご依頼をいただきました!
戸建にお住まいのお客様で、外出から帰宅し車内にある荷物をご自宅内に運んでいる最中に、開けたままにしていた玄関扉に手が当たってしまい、オートロック付きの玄関扉は閉まってしまったそうです。
玄関の鍵は荷物と共に室内へと置いてしまった為、自身で開ける事ができずご連絡を下さいました。
玄関には【LIXIL】もディンプルキーが2つ付いており、防犯性の高い鍵となっている為ピッキング解錠が行えません。
特殊解錠が行える玄関扉でもない為特殊解錠も行えません。
残すは窓解錠と破錠のみとなりましたが、窓には防犯性の高い鍵が付いており窓解錠も困難となりましたのでお客様には「破錠」をご案内させていただきました。
「破錠でも構いません!」とお返事をいただいたので、費用などご説明後、作業へと入らせていただきました。
2箇所のシリンダーの破錠を行い、開錠が終わると「ありがとうございました!助かりました!」とお礼のお言葉を下さいました!
破錠しか開錠方法が無いとなる理由はこの記事の冒頭の方でも少しご説明しましたが、鍵穴から開ける「ピッキング解錠」や鍵穴以外からの箇所からの解錠「特殊解錠」が行えない場合に行います。
では、具体的になぜピッキング解錠や特殊解錠が行えない事があるのかをいくつかご説明します。
防犯性の高いシリンダーと聞くと「ディンプルキー」を思い浮かべる方が多いと思います。
勿論、ディンプルキーが付いている場合はピッキング解錠を行う事はできません。
ディンプルキー以外にも防犯性の高い鍵はあり、分かりやすい鍵だと「ウェーブキー」があります。
どちらも子鍵(鍵穴に挿す方の鍵)に窪みや波模様の加工があり、従来の刻みキーとは異なる形状をしています。
では、従来の刻みキーが付いていればピッキング解錠ができるのか、実はできない事が多いです。
15年以上前から使用されている刻みキーであればピッキング解錠も可能な事が多いですが、昨今で使用されている刻みキーはシリンダーの内部構造が改良されており、ピッキング対策が施されている事がほとんどです。
その為、現代で玄関に付いている鍵のほとんどが実はピッキングでの解錠が難しいとされています。
鍵開けと言えばピッキング解錠が1番に浮かぶ人も多いと思いますが、玄関の鍵にはピッキングが通用しなくなっております。
なので、できる解錠方法としては「特殊解錠」か「破錠」の2択となる事が多いです。
現代でピッキングができる鍵が取り付けられているご自宅は防犯面から見てとても危険な状態と言えますので、早急に鍵の交換を行う事を推奨させていただきます。
防犯サムターンをご存知でない方もいらっしゃると思いますので、分かりやすくご説明すると不正解錠である「サムターン回し」の対策として玄関扉の内側にあるツマミ部分(サムターン)の周りにカバーが付いていたり、ツマミ部分にボタンが備え付けられていたりする事を言います。
「サムターン回し」は鍵穴以外の箇所に特殊な器具を差し込み玄関扉の内側にあるサムターンを直接操作して鍵を開けるといった方法で、鍵屋さんも行う解錠方法の一種となります。
ですが、この防犯サムターンが付いている場合はサムターン回しの妨害となる為サムターン回しでの解錠が困難となります。
防犯対策として防犯サムターンは勿論お勧めとなりますが、鍵屋さんも使用する解錠方法となりますので、鍵の紛失などで鍵開けが必要な場合に防犯サムターンが付いているとスムーズに鍵開けが行えず破錠となる事もあります。
防犯性が高くなる事で安全性は保証されますが、鍵開けが必要となった場合には自身にとって負担が多くなる可能性も比例して高くなりますので、覚えておくといいかもしれません。
玄関扉によってピッキング解錠が行えない場合に行う「特殊解錠」が行えない場合があります。
特に戸建て住宅の玄関の場合は特殊解錠が行えない事が多く、集合住宅の場合であれば特殊解錠が行える事が多くなっています。
集合住宅と戸建て住宅では使用されている扉のタイプが異なります。
集合住宅に比べ戸建て住宅の方が全体的に防犯面がしっかりしているイメージとなります。
扉圧や鍵の個数、窓周りにシャッターが付いているなど異なる部分は多くあります。
最近では防犯面が強化された集合住宅も多いですが、それでも特殊解錠が行える事が多いです。
戸建ての場合でも稀に特殊解錠が可能な場合がありますが、ほとんど行えません。
鍵の紛失などで鍵開けが必要となった場合に特殊解錠が行える場合はラッキーと思いましょう。
鍵開けと言えば鍵穴からや玄関周りから行う事をイメージされる方も多いと思います。
しかし、玄関の鍵やサムターン部分の防犯面が強化されている事が多く、ピッキングや特殊解錠などの鍵開けが行えない事が多いです。
だからといってすぐに破錠を行う様な事はしません。
破錠をすぐに勧める鍵屋さんには依頼しない事をお勧めします。
では、ピッキング解錠や特殊解錠で玄関の解錠が行えない場合にはどこの解錠を行うのかをご案内します。
戸建て住宅にお住まいの場合は勝手口が付いている事も多く、玄関扉側からの解錠が難しい場合には勝手口の鍵を拝見する事が多いです。
玄関扉に比べ勝手口に使用されている鍵は防犯性が少し低い事があります。
玄関扉に使用されている鍵と同じタイプの鍵を取り付けられている事もありますが、万が一ピッキング解錠で開ける事のできる鍵が取り付けられている場合は勝手口からの解錠を行います。
ですが、防犯性の高い鍵が取り付けられていた場合は勝手口の場合特殊解錠を行う事ができませんので勝手口からの解錠は行いません。
しかし、他に解錠方法がなく破錠が必要となった際には玄関側ではなく勝手口側の鍵を破錠して開ける事を提案する事もあります。
付いている鍵の種類などで破錠箇所が異なります。
では、勝手口の鍵の解錠が難しい場合は次にどこの箇所の解錠を行うのか見ていきましょう。
玄関や勝手口の解錠が難しい場合は「窓」を確認します。
窓には鍵穴が付いていないのでピッキングではなく特殊解錠を行います。
専用の器具を使用し、窓の内側にある「クレセント」を直接回して鍵開けを行います。
クレセントを回すだけで開けられるタイプであればスムーズに鍵開けを行う事ができますが、二重ロックやクレセント以外に窓に特殊な鍵を取り付けている場合は窓からの解錠が難しくなります。
又、窓の大きさによっても解錠ができない場合があります。
依頼した鍵屋さんによって所持している器具の種類なども異なりますので、どの窓なら開けられるとは記載する事ができませんが、窓からの解錠が破錠前の最終手段となります。
窓の解錠もできない場合には玄関や勝手口の鍵の破錠を行わせていただきます。
集合住宅の場合には勝手口がありませんので、窓の解錠が難しい場合は破錠となるケースが多くなります。
窓にシャッターが掛かっている場合も解錠は難しくなります。
窓を割っての開錠を行う事はありませんのでご心配は要りません。
しかし、命に関わる問題などの場合はご依頼の方に相談の上、窓を割っての開錠を行う事もあるかもしれませんが、基本的には絶対にありません。
鍵屋さんによってはどんな状態でも「破錠」しかできないとお客様にお伝えする事があります。
「破錠」しか作業を行わない業者さんは少なくなく、お客様にとって損する業者さんになります。
なぜ破錠しかできないと言うのか。
それにはいくつかの理由があり、1つは業者さんにとって「楽な作業」だからになります。
鍵を壊していいという内容は業者さんにとってリスクが無い為、楽に作業を行う事ができます。
2つ目に「利益を高く取れる」からになります。
破錠作業に対する代金の他に、破錠後に交換する鍵も必要となる為部品代も請求する事ができます。
開錠代+部品代+交換代と決して安くない費用を請求されます。
リスクが無く、楽に作業ができて利益も取れるといった業者さんにとってはメリットだらけの内容となっています。
こういった業者さんに引っ掛からない為にも鍵屋さん選びは大切となります。
下記に「良い鍵屋さんの選び方」を記載した記事を載せておりますので、気になる方はそちらから記事をご覧下さい。
破錠のみの営業をしている訳では無くそもそも解錠を行う技術力が無かったり、解錠に使用する特殊な器具を持っていない為、破錠しかできないといった業者さんもいらっしゃいますので、解錠依頼の際はどんな解錠行えるのかを聞いておく事をお勧めします。
「破錠」しかできないと言われた場合な「嘘」か「本当」かを見抜くにはどうしたらいいのか。
なぜ、「破錠」しかできないのかを質問しましょう。
具体的に破錠しかできない理由を答えられるのであれば、信じても問題ありません。
ですが、具体的に理由を答えられない、理由を答える時に何かと考えていたり、スムーズに理由を答えられない場合は嘘を言っている可能性があります。
嘘だと思ったらその鍵屋さんには依頼せず他の鍵屋さんに依頼しましょう。
鍵屋さんによっては出張しただけで料金を取る所もありますので、なるべくご依頼の連絡時に「ご自宅の玄関や勝手口にどんな鍵が付いているのか」や「防犯サムターンが付いているかどうか」などを伝え、解錠可能かどうかやどんな解錠方法を行うのかを聞いておきましょう。
そうする事で無駄な出費や失敗をせずに解錠依頼をする事ができます。