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鍵の交換を行う際にお客様からいただくよくある質問の1つとして「鍵の長さで防犯性は変わりますか?」といった内容があります。
中には「鍵が短い(小さい)から防犯性が低そう、だから他のにしたい」といった方もいらっしゃいます。
実際、鍵の長さや大きさで防犯性は変わるのか、長い鍵と短い鍵では何が違うのかをこの記事でご紹介します。
鍵の長さが変わる事で変わる事としては「使いやすさ」や「鍵穴に差し込む時の深さ」になります。
短い鍵の場合手持ち部分も当然少し短めとなりますので、操作しづらい場面があります。
特に鍵が回しづらくなった時には短い鍵の場合力を入れずらく、鍵を回すのに一苦労する事もあります。
短い鍵に対し長い鍵であれば鍵穴に差し込むまでの長さもあり、手持ち部分も少し長めになっている為持ちやすく操作がしやすいと言えます。
短い鍵が使いづらいという訳ではありませんが、長い鍵に比べるとフィット感や使い勝手が少し変わるといったイメージがあります。
又、長い鍵の場合は長い分「ギザギザ」や「丸い窪み」などの加工を多く子鍵施す事ができますので、防犯性をより高くする事が可能となります。
昔は短い鍵が多くあった印象にありますが、現在は防犯性の高い鍵が増えている事もあり長い鍵が使用されている事が多いです。
ですが、今でも短い鍵は使用されていますし一概に防犯性が低いとは言い切れません。
短い鍵でも防犯性の高い鍵は沢山存在しています。
長い鍵と短い鍵にはそれぞれのメリットや特徴があります。
短い鍵は防犯性が低そう、長い鍵はすぐ鍵が折れてしまいそうなどと考え鍵の長さを意識されている方は、それぞれのメリットや特徴をしっかり確認してみましょう。
子鍵には鍵穴内にあるピンやディスクを動かし鍵の開け閉めを可能とする為の加工がされています。
「ギザギザの山」があったり「丸い窪み」や「波模様の窪み」が彫られていると思いますが、この形が鍵穴の中にあるピンやディスクの位置を動かし鍵が回る様な仕組みになっています。
この加工部分が少なければ少ない程、防犯性は低いと言えます。
長い鍵の場合は長い分加工を施す事ができますので、その分通常の鍵に比べ防犯性を更に高くする事ができます。
ですが、現代で販売されている玄関の鍵は昔に比べはるかに防犯性が高くなっておりますので、鍵の長さで防犯性がすごい変わるといった事はありません。
防犯性が更に高くなるのは間違いではありませんが、元々の防犯性も高い為そこまで意識する必要がないという事になります。
又、戸建の家などでは玄関扉が分厚いタイプが存在しますが、扉の分厚さに対応しているのは鍵の長いタイプになりますので必然的に鍵は長くなりがちです。
鍵が長い事で得られるメリットとしては「鍵の折れにくさ」になります。
鍵が長い分折れやすいと考える方が多いですが実は鍵がある程度長い方が力の分散が働く為、鍵が折れにくい傾向にあります。
鍵が長すぎる場合は逆に先端部分に力が働きやすい為折れやすくなってしまいます。
ですが、基本的には鍵は丈夫に作られておりますので簡単に折れる事はありません。
鍵に負担をかけている場合や合鍵を使用している場合は鍵が折れやすくなっています。
鍵の不調を感じ鍵が回しづらい状況なのに放置し、鍵の開け閉めを力強く無理矢理回している方などは鍵が折れるまで時間の問題となります。
不調を感じているのであればすぐに修理や交換を検討し鍵に負荷が掛からない様に意識しましょう。
合鍵に使用される素材は純正の鍵に比べ柔らかい素材が使用されている事もあり、摩耗などを起こしやすく鍵が折れやすくなっています。
純正の鍵やスペアの鍵を使用し、鍵に負荷を与えない様に使用する事をお勧めします。
短い鍵を使用する上でのメリットとしては「持ち運びのしやすさ」が挙げられます。
鍵をズボンのポケットや鞄のポケットに入れる方も多くいらっしゃり、短い鍵であればコンパクトのサイズなので邪魔にならずに仕舞う事ができます。
ですが短い鍵は小さく軽いですので、紛失した時に気づきづらい事があります。
ズボンのポケットの中に鍵を仕舞う方はより紛失しない様に注意する必要がありそうです。
鞄の中に仕舞う方はなるべくファスナーなどが付いている所に仕舞うのがお勧めです。
持ち運びがしやすい反面無くしやすいのも事実ですので、鍵にはストラップや鈴などを取り付け紛失時に気づく様にするのがいいかもしれません。
キーケースに鍵を仕舞う方も少なくなく、短い鍵の場合は数個の鍵をキーケースに仕舞ってもかさばらないのがメリットと言えます。
しかし、キーケースに仕舞っているからといって安心できる訳ではありません。
キーケース内には鍵をつける為の金具が付いており、金具と一緒に鍵を紛失してしまうなんて事も多々あります。
キーケースを使用しつつ鞄などに仕舞うのが1番鍵を紛失しにくい対策となります。
キーケースに仕舞ったからといってそのままズボンのポケットにはなるべく仕舞わない様にしましょう。
一昔前であれば、鍵の長さで防犯性は変わり長い鍵の方が防犯性が高いと言えましたが、現代で製造されている鍵は長さでほとんど防犯性の高低を決める事はできません。
防犯性の高低を決める中で重要なのは「鍵の種類」や「CP認定の有無」などになります。
鍵の種類では刻みキー、ディンプルキー、ウェーブキーなどがあり、皆さんがよく耳にする防犯性の高い鍵ではディンプルキーが挙げられます。
刻みキーと聞くとある一定の層は「防犯性が低い」と捉える方が多いですが、これは少し前までの常識で現在販売されている刻みキーは充分な防犯性の高さを兼ね備えておりますので、決して防犯性の低い鍵の枠に入る事はありません。
一昔前に流通していた「ディスクシリンダー」から刻みキーは防犯性が低いと定着していましたが現在の刻みキーは全て構造が改良されている為、不正解錠ができない様な仕組みとなっています。
又、不正解錠が難しい、防犯性が高い鍵として認められた鍵には「CPマーク」が付いています。
このCPマークは「泥棒が諦める家」の指標となる為、CPマークが付いている鍵を取り付けている家は狙われにくくなります。
こういった鍵の種類やCP認定されているかで防犯性の高さは変わってきます。
鍵が長い・短いからといって防犯性に直面するかと言われると全く関係ないと言えます。
防犯性の重視を行うのであれば「鍵の種類の徹底」「CP認定の鍵を選ぶ」「合鍵などの制限有りの鍵」「古い鍵を使用しない」この4つが重要となります。
不正解錠にも種類があり鍵穴からあける「ピッキング」「バンピング」、鍵を壊しての開錠「破錠」、「サムターン回し」などが挙げられます。
現在製造されている鍵はほとんどピッキング解錠は難しいとされています。
差別化される部分としては鍵を壊して開ける「破錠」の対策がされているシリンダーかどうかになります。
破錠するには電動ドリルなどを使用しシリンダーを壊していくのが主流となっていますが、ここで大切なのが「CPマーク」有無です。
CPマークのあるシリンダーには破錠対策が施されているシリンダーという証にもなりますので、電動ドリルでを使用しても簡単に壊す事ができません。
鍵部分で防犯性対策を徹底するのであれば、CP認定のある防犯性の高い鍵を取り付ける事がお勧めとなります。
集合住宅にお住まいの場合は鍵穴や鍵の破壊を狙うのではなく、室内側にあるサムターンを狙った反抗「サムターン回し」の被害を受ける可能性がありますので、対策法としてサムターンカバーの設置やつまみ部分の脱着可能なサムターンへの交換を行うのがお勧めです。
又、合鍵の作成に制限のある鍵を使用している場合、鍵の複製を容易に行う事ができませんので複製防止に繋がります。
1番重要なのは「古い鍵の使用をしない」事です。
一昔前に主流となっていた「ディスクシリンダー」や古いタイプの「ピンシリンダー」は現代でも使用されている方は沢山いらっしゃいます。
築年数の長い家などでに多く取り付けられており、鍵の交換を15年以上していないなどが理由となります。
このタイプの鍵はピッキングで簡単に開けられてしまう為、すぐに鍵の交換をする事をお勧めしています。
そのまま使用を続けるのは身の危険にも繋がりますので、15年以上鍵の交換を行なっていない方は一度【鍵猫】までご相談下さい。
ここまでで長い鍵や短い鍵の特徴と共に防犯性機能化の為の秘訣などをご案内してきましたが、まず結論として言えるのは「鍵の長さで防犯性は決まらない」という事です。
できる限り【鍵猫】はお客様の意見を尊重し鍵の交換を行っていますので、短い鍵や長い鍵が嫌だと言われれば別の鍵をご提案させていただきますが、鍵の長さは防犯性に関わっていないという事だけは覚えておきましょう。
鍵の防犯性を意識するのであれば「ディンプルキー」や「CP認定の鍵」への交換、その他の防犯グッズの取り付けなどを行う事が重要となりますし、不調の鍵や古い鍵の使用は防犯性が低く狙われやすいので早急に交換を行う様にしましょう。
鍵の交換を行うタイミングが分からない方も多くいらっしゃいますので、鍵の交換のタイミングを記した記事を記載しておきますので、是非そちらから確認してみて下さい。