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鍵の交換をご検討中の方にオススメの鍵として挙げられるのが「ディンプルキー」になります!
ディンプルキーの名前はよく聞くけど実際どんな鍵なのか、なぜオススメの鍵として挙げられるのか気になる方もいらっしゃるかと思います。
ディンプルキーはどんな鍵で他の鍵とどう違うのか、ディンプルキーの仕組みやメリット・デメリット、ディンプルキーへの交換時に掛かる費用や相場などをご案内します!
ディンプルキーはシリンダー内の構造が特殊となっており、この特殊な構造が防犯性を高くしております。
ではどんな構造をしているのか、上記画像を見ると分かりやすいのですがディンプルキーのシリンダー内には「ピン」と言われる障害物が存在し、このピンが2〜5列で上下や左右、時に斜めなど色々な方向に並んでいます。
子鍵をシリンダーに差し込むと子鍵に彫られている窪みがシリンダー内のピンと一致して解錠や施錠を行う事ができる仕組みになっています。
シリンダー内のピンの数が増えれば増える程、防犯性は高くなりピッキングや*破錠などの不正解錠に強くなります。
*破錠とはシリンダーを破壊しての解錠の事を言い、不正解錠の手口の一つです。
今まで多く使用されてきたギザギザの鍵(刻みキー)は、シリンダー内のピンが1列のみで単純な作りとなっていた為、ピッキングによる解錠がしやすく不正解錠による被害が多く起こっておりました。
ディンプルキーは元々主流となっていた刻みキー(ピンシリンダー)の構造を複雑化した鍵で、ピンシリンダーはピンが1列で構造が簡単でしたがディンプルキーはピンが2列以上の構造になって出来上がっております。
ディンプルキーの防犯性が高い事は分かってきましたがディンプルキーには他のメリットがあり、反対にデメリットが存在します。
一体どんなメリットがありデメリットがあるのか見ていきましょう。
ディンプルキーの防犯性が高い事で一番知られているのが「ピッキング解錠」ができない事です。
解錠用の特殊工具(ピックとテンション)などを鍵穴に差し込み、シリンダー内のピンの位置を合わせ解錠する方法がピッキング解錠になります。
ディンプルキーのシリンダー内には従来の刻みの鍵(ピンシリンダー)より多くのピンが色々な方向に並んでおり、中には「ピッキング防止ピン」と言われる簡単に解錠できない様な仕組みになっているピンがあり、ディンプルキーシリンダーのピッキング解錠を行おうとすればどれだけの時間を要するか分かりません。
ピッキング解錠を行うのは鍵屋さんか空き巣などの悪い事をしようとしている人くらいで、空き巣などを企んでいる人は時間の掛かる鍵を嫌がります。
ディンプルキーは鍵開けのプロである鍵屋さんでも開ける事が困難なので、鍵開けに時間が掛かるディンプルキーを空き巣などは避ける為、防犯性が高い鍵としてディンプルキーが挙げられており、玄関などに多く使用されています。
破壊解錠は電動工具などでシリンダーを破壊し、シリンダーの内部にある内筒を取り外す事で解錠を行う手口で、ディンプルキーシリンダーには「破錠防止板」と言われるものが採用されており、簡単に破壊できない特殊な金属や鉄がシリンダー内の至る所に配置されている為、ディンプルキーシリンダーは簡単に破壊されないといったメリットもあります。
破壊による不正解錠に関してもピッキング同様で時間が掛かってしまうのでディンプルキーの場合は、破壊される心配が少なく空き巣などが近づきにくいと考えられます。
ディンプルキーの鍵は精密な作りになっている為、複製が困難となっています。
鍵の表面にはサイズや深さが異なる窪みが複数あり、鍵のデータや技術がないと簡単に同じ鍵を複製する事ができません。
シリンダーの種類によってはメーカー認定のある場所のみでしか複製ができない鍵もあります。
又、「登録制のシリンダー」が存在しており、シリンダーの持ち主としての登録を行い、それを証明する為の暗証番号なども登録し、本人確認ができないと鍵を複製できないといった仕組みになっています。
本人確認ができないと鍵の複製ができませんので、他人が勝手に鍵の複製をするといった心配が少なくなります。
スペアキーを作成とする場合、メーカーにより異なりますが必要なものがいくつかあります。
・鍵の所有者の情報(氏名や住所など)
・鍵の番号やシリアル番号
・暗証番号
・セキュリティーカードやオーナーカードの番号
スペアキー作成時は事前にメーカーに確認を行ってから行うといいでしょう。
ディンプルキーは従来のシリンダーに比べ防犯性がとても高くなっている事から、お値段の方もそれ相応に高くなっています。
鍵のお値段として防犯性の高さは鍵の値段と比例していますので、「防犯性が高い=値段が高い」と覚えておきましょう。
最近では玄関に鍵が2つ付いている家(ワンドアツーロック)が増えており、同じ鍵で2つの鍵を開けられる2個同一キーが主流になってきています。
この場合、ディンプルキーに交換するとなると2つ分の交換が必要となりますので2つ分の費用が掛かってきます。
交換する際は予算を決めておきましょう。
メリットとして鍵の複製が困難と挙げましたが、所有者側にとってはデメリットになる事もあります。
メーカーに問い合わせ、合鍵の作成ができたとしてもディンプルキーの作りが複雑な事もあり、合鍵が届くまでに1〜4週間程掛かる事もあります。
又、登録制のディンプルキーに関してはメーカーに発注する際、暗証番号やセキュリティーカードの番号など所有者情報が必要となります。
情報が異なると合鍵の作成が難しくなりますので、事前にしっかり確認をしておきましょう。
鍵屋さんがオススメする代表的なディンプルキーをご案内します。
鍵の代表的なメーカーとして知られる美和ロックから販売されているPR(PS)シリンダーがオススメの1つとして挙げられ、1,000億通りある*鍵違い数はMIWAのディンプルキーの中でも最大クラスです。
*鍵違い数とはシリンダー内の構造によって作られる鍵の組み合わせの数の事を言います。
コチラの鍵は戸建や集合住宅などで幅広く採用されており、複製が困難で防犯性が高い鍵として知られております。
シリンダー内はメインタンブラーとサイドタンブラーの2重構成になっている為、耐ピッキング性能に優れています。
コチラの鍵は大手鍵メーカー【GOAL】が独自に開発した鍵となっており、GOALの鍵といえばV18シリンダーと言われるほど有名な鍵となっています。
V18シリンダーはシリンダー内のピンの数6本×3列の計18本が名前の由来となっており、シリンダー内にある上部のピンは全てアンチピッキングピンになっている為、耐ピッキング性能に特化しています。
その他にもオススメの鍵は何種類かあり、オススメの鍵を紹介している記事がございますので下記のリンクからご覧になってみて下さい!
鍵の交換を検討中の方も是非、オススメの鍵紹介の記事からご自宅に取り付けたい鍵を選んでみてはいかがでしょうか。
ディンプルキーの防犯性などは分かったが交換するとなると一体どれ位のお値段が掛かるのか。
ディンプルキーへの交換を行う場合、1箇所あたりに掛かる金額は作業費¥8,800〜+部品代¥7,700〜22,000程になります。
1箇所あたりの金額となりますので、玄関に鍵が2つ付いているタイプですと作業費が倍になる事はありませんが部品代が2つ分掛かる事になります。
又、部品代の金額に関しましてはメーカーや防犯性の高さによって異なり、防犯性の高い鍵ほど金額は高くなります。
玄関に付いている鍵の種類によって取り付けられる鍵も限られてきますので、取り付けられる鍵の中でお客様の希望に合う鍵を選びましょう。
取り付けられる鍵を確認し、部品は購入したけど取り付けられるか不安と感じている方やこれから部品を購入し取り付ける予定の方は下記リンクにて鍵の種類別に鍵の分解方法や取り付け方を分かりやすくまとめていますので、是非参考にしてみて下さい!
万が一見ても分からなかったり、うまく取り付けられない場合は一度「鍵猫」までご連絡下さい!
玄関や勝手口など鍵の交換を検討中でディンプルキーにしようと考えている方は是非【鍵猫】にご相談下さい!
ディンプルキーは普通の鍵に比べ費用が少々高くなっており、万が一購入した鍵のサイズが合わなかったり取り付けられない場合、鍵の返品は行えませんのでせっかく高い費用を払って購入したのに無駄な出費となってしまいます。
そうならない為にも鍵の種類やサイズ選びなどが重要となってきますが、普段鍵の種類やサイズを知る機会がある訳ではないので難しいかと思われます。
鍵の交換を確実に行いたい場合は【鍵猫】にご連絡下さい!
お客様のご希望に合わせた最適な鍵をご提案させていただきます。
【鍵猫】は出張費やお見積りは無料です。
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