ディンプルキーの鍵には円形のくぼみがあり、リバーシブルになっているので、鍵穴に差し込む時に向きがありません。1番の特徴はピッキングに強い事です。
ピッキングに強いので防犯性も高く、鍵を差し込む時の向きもないので、とても優れた鍵のタイプになります。

• 鍵の形状の違い

一般的な刻みキーは側面がギザギザした山の様な形で鍵穴に鍵を入れる時に向きがありますので、急いでる時などは少し不便に思うことがあるかも知れません。
ディンプルキーは刻みキーと違い表面の両側に丸い円形のくぼみがあり、リバーシブルタイプですので鍵穴に入れる時は向きは関係なく入れることが出来ますので、鍵穴が見えにくい時もスムーズに鍵が開けやすい特徴があります。

• ​耐ピッキング性の違い

一般的な刻みキーの内部はピンまたはディスクが上下または左右のどちらかに設置されていて正しい鍵を入れることでピンなどの列が揃う事により鍵穴が回る仕組みになっています。
ピッキングは鍵以外で正しい位置探ってピンなどを揃える事で鍵がなくても不正に開錠してしまう方法です。
ディンプルキーの場合は刻みキーの構造をさらに複雑化され内部のピンが上下左右と四方からピンが配置されています。ピンの数が多ければ多い程耐ピッキング性が高くなり不正開錠が困難になります。