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職場や駅、道端、施設内にあるロッカーや更衣室のロッカーなど様々なロッカーがありますが、玄関や車などの鍵に比べ鍵の大きさが小さく無くしやすい鍵となっています。
又、鍵を使わないダイヤルタイプの鍵もありますがあまり使用しない事もあり番号を忘れてしまいロッカーを開けられないなんて事も多々見受けられます。
今回の記事ではロッカーに付いている鍵の種類や解錠方法、解錠に掛かる費用などをご案内します。
万が一ロッカーの鍵を紛失してしまった場合にはコチラの記事を参考に、解錠依頼を行って下さい!
ロッカーの鍵の種類は大きく2種類に分けられます。
1つは「鍵」を使用するタイプです。
ピンシリンダーと言われる鍵が取り付けられている事が多く、1番主流のタイプになります。
もつ1つは「ダイヤル式」のタイプになります。
4桁の数字を登録し、登録した数字にダイヤルを合わせる事で解錠できるタイプになります。
ピンシリンダーとダイヤル錠がロッカーの鍵の基本となりますが、具体的にどういった仕組みになっているのかやどういった鍵なのかを詳しく見ていきましょう。
ロッカーに使用されている鍵で1番多いのはこの「ピンシリンダー」になります。
ピンシリンダーは子鍵の片側部分がギザギザしているのが特徴的で、鍵穴に子鍵を差し込み左右に回す事で鍵の開け閉めができます。
昨今玄関などに使用されているピンシリンダーは防犯性が高くピッキング被害に合う事がほとんどありませんが、ロッカーなどに使用されているピンシリンダーは比較的防犯性が低く、ピッキングなどでも開けられる鍵となっています。
ではピンシリンダーは一体どんな仕組みをしているのか見ていきましょう。
ピンシリンダーはシリンダー内にあるタンブラーがピン状になっており、鍵を差し込む事で複数のピンが持ち上げられシアラインが揃う事で鍵が回る仕組みになっています。
タンブラーにピンが使用されている事から「ピンシリンダー」の名が付いております。
過去に販売されていた玄関用のピンシリンダーやロッカーの鍵、南京錠などは鍵穴の中にある複数のピンが鍵が回らない様に邪魔をしているだけで、ピンを持ち上げシアラインを揃えれば簡単に鍵が開いてしまう仕組みになっていますが、現在販売されている玄関用のピンシリンダーは複数のピンタンブラーに加え「ピッキング防止ピン」が搭載されており、正規の鍵を差し込まないと動かない様な仕組みになってる為、防犯性が高い鍵と言えます。
ロッカーに使用されている鍵には「ピッキング防止ピン」が採用されていない鍵が使用されている事が多いので、基本的にはピッキングで解錠する事が可能となっています。
ダイヤル錠は子鍵を使用せず、ダイヤルを操作し登録した番号に合わせるだけで解錠や施錠ができる仕組みの鍵となっています。
最近では多く見かけるタイプのロッカーの鍵で、ロッカーの扉に鍵穴とダイヤルとつまみが付いております。
つまみ部分には「OPEN」と「LOCK」と記されており、つまみを「OPEN」の状態でダイヤルでお好みの番号に合わせつまみを「LOCK」にする事で自信が合わせた番号のみでしか鍵を開けられない様にする事ができます。
番号を忘れてしまうと当然鍵を開ける事ができなくなりますので注意が必要です。
ダイヤル錠が付いているロッカーにも鍵穴が付いておりますがこれは「非常解錠」用の鍵穴となっており、ダイヤル側で解錠が行えない場合非常解錠用の鍵で鍵を開ける事が可能です。
非常解錠用の鍵が無い場合やすぐに鍵の用意ができない場合にはコチラの鍵穴を利用してピッキング解錠を行い解錠を行います。
ローカーの鍵を紛失してしまったら場合はまず、予備の鍵があるかどうかを確認してみましょう。
メーカーによって異なりますが、1つの鍵に対して2〜3本程予備の鍵がある事が多いのでまずは予備の鍵の有無を確かめましょう。
予備の鍵が無い場合は鍵屋さんに解錠依頼をするのがお勧めです。
ご自身で無理に開けようと鍵穴の中に物を入れたりしてしまうと、鍵穴の中に傷がつきピッキン解錠ができなくなる可能性があります。
そうなってしまうと鍵自体を壊して開けるしかありません。
鍵の紛失時はまず予備の鍵の有無を確認し、予備の鍵がある場合は予備の鍵を使用し、予備の鍵が無い場合は無理に自身で開けようとせずお近くの鍵屋さんや【鍵猫】までご連絡下さい!
予備の鍵がある場合はそのまま使用を続けても問題ありませんが、予備の鍵や正規の鍵が無い場合は他の鍵や物などを無闇に鍵穴に差し込まない様にしましょう。
すぐに解錠のご依頼をしていただければ基本的にピッキングにて解錠が可能ですが、鍵を開けようと鍵以外の物を差し込んだりすると鍵穴の中に傷がついてしまい、鍵穴の中の形などが変わりピッキングで開ける事が不可能になる可能性があります。
ピッキングで開けられない場合は鍵部分を壊しての解錠(破錠)になったり、最悪の場合はロッカーが使用できなくなってしまいます。
鍵紛失時は絶対に鍵以外の物を鍵穴に差し込まない様にして下さい。
予備の鍵が無い様であればすぐに鍵屋さんに依頼して解錠を行っていただくのが1番オススメになります。
ロッカーの鍵の解錠方法はピンシリンダーの場合は主に「ピッキング解錠」になります。
ピッキング解錠では専用の工具「ピッキングツール」を使用して、鍵穴の中にある障害物(ピン)の高さを揃え解錠を行います。
鍵穴の中にあるピンの数によって解錠難易度が高く、解錠に掛かる費用が高くなります。
ダイヤル錠の場合はダイヤルを操作し、番号を解読し解錠をさせていただきます。
実際にダイヤル錠のダイヤル部分を操作させていただき、感覚だけで番号を調べ解錠を行います。
ピンシリンダーやダイヤル錠自体に問題があり、基本的な解錠方法で開けられない場合には破錠を行う事があります。
破錠を行う場合は必ず事前にお客様にお伝えしますので、ご安心下さい。
実際に行ったロッカーの鍵の解錠例をご紹介します。
コワーキングスペースにあるロッカーの鍵解錠のご依頼を管理会社の方からいただきました!
貸し出しているロッカーの鍵がいつまで経っても返却されず、貸し出しているお客様の連絡もつかずロッカーが使用できない状態がしばらく続いていたそうです。
長い間連絡も取れず鍵の返却も無い為、今回ロッカーを解放しようとご連絡を下さいました。
ロッカーの鍵は「ピンシリンダー」で鍵穴のあるタイプの鍵でしたので「ピッキング解錠」で解錠を行わせて頂きました!
解錠時間はおよそ「5分」程でした。
解錠を終えると「ありがとうございます‼︎助かりました‼︎」とお礼の言葉をいただく事ができました!
ロッカーの鍵の解錠に掛かる費用はピンシリンダーの場合、鍵穴の中にある障害物(ピン)の数で異なってきます。
ピンの数は実際に鍵穴の中を調べる必要がありますので、現地にて掛かる費用をお伝えさせていただきます。
ピンシリンダーの場合に掛かる解錠費用は、ピンの数が3本の場合1箇所あたり¥8,800、ピンの数が4本の場合は¥12,100、ピンの数が5本(又は5本以上の場合)は¥15,400程になります。
ダイヤル錠の解錠の場合は1箇所あたり¥8,800〜になります。
万が一通常の解錠が困難な場合は破錠を行わせていただきますが、破錠に掛かる費用は1箇所あたり¥16,500程になります。
解錠に掛かる費用は作業費のみとなっており、鍵の構造が複雑で防犯性の高い鍵ほど費用は高くなります。
お問合せ時にはおおよその費用をお伝え致しますが、正確な費用をお伝えするのは現地にて鍵を調べてからの判断となりますのでご了承下さい。