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皆さん「ディスクシリンダー」はご存知ですか⁉︎
鍵屋さんなどは別名「248」とも呼ぶディスクシリンダー、一昔前までとても多く流通していた鍵で、大体の人が家の鍵として所持しておりました。
しかし、今ではあまりディスクシリンダーを見る事が無くなってしまいました。
なぜかというと、現在ディスクシリンダーは廃番となり製造されていないからです‼︎
ではなぜ廃番となってしまったのか、ディスクシリンダーが付いていたら交換した方がいい理由などディスクシリンダーについてご案内します!
「ディスクシリンダー」の名前はよく聞くが、どんな鍵なのかや防犯性が本当に低いのかなど分からない方が多くいらっしゃいます。
ディスクシリンダーの特徴はギザギザした鍵(刻みキー)で鍵穴が縦向きの「く」の字の様な形をしており、20年以上前から住んでいるご自宅などによく付いている鍵になります。
又、ディスクシリンダーは【MIWA】が製造していた鍵になりますので、「MIWA」のロゴマークの刻印が入っていたり、合鍵に「H248」の記号の刻印が入っている事があります。
鍵屋さんがディスクシリンダーの事を「248」と呼ぶ事があるのですが、これはディスクシリンダーの合鍵を作成する際に使用する加工前の鍵(ブランクキー)の品番になります。
10年〜20年、それ以上住んでいるご自宅である場合はこのディスクシリンダーが付いている可能性がありますので、一度ご自宅の鍵を確認して見て下さい!
万が一上記の特徴に該当し、ディスクシリンダーが付いていた場合はすぐにでも鍵の交換をご検討下さい!
では、なぜディスクシリンダーが付いていたら鍵の交換をした方がいいのか。
それはディスクシリンダーの鍵の仕組みにあります!
詳しくディスクシリンダーの鍵の仕組みを見ていきましょう。
ディスクシリンダーはシリンダー内に「ディスクタンブラー」と言われる障害物が入っており、「ディスク」を採用しているシリンダーなので「ディスクシリンダー」という名前が付いております。
ディスクシリンダーはディスクタンブラー・内筒・外筒の3点で構成されており、内筒からディスクタンブラーが外筒に飛び出ている為、鍵を差し込んでいない場合は内筒を回す事ができません。
鍵を差し込むとディスクタンブラーが鍵のギザギザに沿って動き、内筒にディスクタンブラーが収まり内筒と外筒の間にシアラインができる事で内筒を動かし解錠や施錠を行う事ができます。
上記の写真を見ると分かりますが、内筒から上下に障害物が飛び出ているのが分かります。
これが「ディスクタンブラー」になります。
鍵を差し込むと上に飛び出ているディスクタンブラーが下に引っ張られ、下に飛び出ているディスクタンブラーは上に引っ張られ内筒に収まります。
このディスクタンブラーを動かす幅が子鍵のギザギザで決められている為、正規の鍵を差し込まないとディスクタンブラーの高さが合わず、外筒に飛び出たままのディスクタンブラーが引っ掛かり鍵を回す事ができません。
至ってシンプルな構造なのが分かります。
これまでの説明ですと特に防犯性が低い鍵の様には見えません。
なぜディスクシリンダーは防犯性が低いと言われるのか。
それはディスクシリンダー内にあるディスクタンブラーが簡単に動かす事が可能で、外筒と内筒の間の隙間が少し広い為、少しでもディスクタンブラーが引っ張られると簡単に内筒が回ってしまうからです。
鍵の仕組みを知っている人であれば数秒で鍵を開ける事ができ、ディスクシリンダーの場合鍵の仕組みを知らない人でも数分で開けられる可能性があります。
ピッキングツールやヘアピンなど、ある程度細い物を使用すればディスクシリンダーは簡単に開れてしまうので防犯性が低いと言われています。
現在ではディスクシリンダーは防犯性の低さや鍵違い数が限界に達した為廃番となっています。
ですが、まだまだ古い建物などにはディスクシリンダーが付いている事が多く、悪い人達は今もどこかで防犯性の低い鍵が付いている家を探しています。
鍵の仕組みにて防犯性の低さをご案内しましたが、なぜ防犯性が低いと鍵の交換を推奨されるのか分からない方の為にご説明させていただくと、防犯性が低いと誰でも簡単に家の中に入れてしまうからです。
これまでのご説明にて記載させていただきましたが、ディスクシリンダーの場合ある程度細い物を使用すれば簡単に鍵を開けられます。
家の中に誰も居ない事を知っている人がヘアピンや専用の工具などを使用し、約数秒〜数分の間に鍵を開け家の中にある高価な物を取ったりといった空き巣被害に遭う可能性が非常に高いのがディスクシリンダーの特徴でもあります。
又、家中の人の有無関係なく勝手に家中へと侵入し、家主への直接な被害が起きる事もあります。
空き巣などを企んでいる悪い人は、このディスクシリンダーをとても好みます。
高価な物や大事な物が取られるのは嫌ですし、ご家族やご自身に被害が及ぶのはもっと嫌ですよね。
そういった被害を防ぐ為にもディスクシリンダーなどの防犯性が低い鍵が付いている場合は鍵の交換が必要なのです。
現在は廃番となっているとはいえ、これまでとても多く流通していた鍵ですのでまだまだディスクシリンダーが付いている家は多く存在します。
もしディスクシリンダーが付いている場合は、お近くの鍵屋さんや【鍵猫】に鍵の交換の連絡をしましょう!
又、ディスクシリンダーは単純構造が故に壊れづらいので使い続ける方が多くいらっしゃいます。
鍵の交換をする人のほとんどは鍵の不調が続いているからや壊れてからになります。
鍵の不調はまだいいですが、鍵が壊れてからや被害に遭ってからの交換では遅いです。
数年に一回は鍵の手入れや鍵について調べるのをオススメします。
交換するといってもどんな鍵にすればいいのかや防犯性の高い鍵どの鍵だか分からない方がほとんどです。
下記リンクにて防犯性の高い鍵をいくつかご紹介していますので、確認してみて下さい!
見ても分からないよという方は一度【鍵猫】までご相談下さい。
現在販売されている鍵はピッキングなどの不正解錠を対策した構造のシリンダーが多く、どれも防犯性が高くなっています。
しかし、築年数20年以上の家には防犯性の低い鍵「ディスクシリンダー」や「ピンシリンダー」が付いている事が多く、古い鍵をそのまま使用を続けている方が多くいます。
ディスクシリンダーはディスクタンブラーが簡単に動き簡単に鍵を回す事ができますが、古いタイプのピンシリンダーもピンを簡単に動かす事ができるので簡単に鍵を開ける事ができます。
ディスクシリンダーは見分け方が簡単ですぐに鍵の種類が分かりますが、古いタイプのピンシリンダーは鍵の種類を知っている人でないと見分けるのが少し難しいです。
なので古い鍵か新しい鍵かの見分け方の1つで20年以上住んでいるか(又は築年数)が大事になってきます。
それでも防犯性が低いかどうかが分からない、鍵の種類が分からない場合は鍵屋さんや【鍵猫】に連絡しご自宅の鍵の種類を教えてもらいましょう。
防犯性が低い様であればそのまま交換の相談をするのもいいでしょう。
鍵の交換に関する記事がいくつかございますので、気になる方は是非ご確認下さい。